嘉手納基地の18TFWに配備されていた F-4D のランプショットを少し。1979年8月の撮影なので、かれれこれ35年前になるが、Kodachrome 25に Canon 純正 FD50mm F1.8 昔の呼び名では『標準レンズ』で撮影したので、粒状も発色も良好デス。
![イメージ 1]()
1979年8月6日 F-4D ZZ 66-7642 ( 上下2枚) 12 TFS
![イメージ 2]()
66-7549 12 TFS マベリックと訓練用ディスペンサーを搭載して、次の訓練飛行までお休み中。
66-0242 44 TFS
66-8693 25 TFS 今はA-10C 装備で OSAN AB に駐留している部隊。
この機体の左隣だけ1機分空いていたので、50mmで真横が撮れた。他は標準レンズだと斜め前からしか撮れなかった。↓な感じで 当時は35mmや24mmなど持っていなかった~
この機体は梯子状のステップがかかっておらず、海軍機がメインで使う引き込み式の小さなステップが下げられている。
昔のポジを色々みているとファントムのスターターにも大きさや形が違う物が有ったようだ。
これは、通常のランプから少し離れたローディング・エリアで Mk-76 (ナスビ)を搭載していたようだ。200mmだったと思うけれど、今のようにデータが残らないので記憶に頼るしかないので。。多分
この夏は、まだKodachrome25しか使っていなくて、64はその後80年代に入って保有ボディーが増えてやっと使えるようになった。貧乏だったので、白黒ファースト、KM セカンド、3台目のボディーが持てるようになって、やっとKodachrome 64が使えるようになったんだと思う。
KMは ISO25なので、晴天順光で 1/250 F5.6 が標準的な露出。なので、上の4枚のようなF1.8と明るいレンズで撮れたカットは周辺光量不足になっておらず、Scanも楽々。
タキシングや離着陸を300mmなどで撮った場合、1/500 F4 で撮っている場合は、周辺光量が完全に不足してケラれてしまう。外周からタキシングを撮る場合も、レンズの先端を金網に押し付けて撮るのが一般的で、現在のように1人1脚立持参という時代では無かったので、せっかく撮った貴重なタキシングのカットも周辺光量不足 + 金網によるケラれという悲惨な物も多数。
基地の中で 標準レンズで ランプに居る機体が撮れたなんて、真夏の白日夢だった。