昨日に続いてCVWR-20 AF の第2飛行隊だった VF-202 " Superheats" この飛行隊も1985年2月、ちょうど今頃の寒い季節に NAS DALLASを訪れた時に撮影したのが、ファントムでは最初で最後になった。
F-4S AF #202 土曜日の午後ランプでメンテナンス中
F-4S AF #210 結構しっかり鎖でタイダウンしてランプに止めてある
VF-202はラダーを テキサス州旗 ローンスター風のデザインだったが、カウンターシェードだったこの頃は最悪の時期。
翌日(日)昼間は またしても曇天だった。アメリカ人達が、厚手の上着を着込んでいるから、相当気温が低かったと思い起こされる。
F-4S AF #210 タイダウンされているだけあり、土日とも同じ姿で写っている。翼が延びて、給油プローブも延びた状態のまま。引っ込まなく成っていたのかも?
これらを撮影した2年後1987年3月に F-14Aへ転換したが、ソビエト連邦崩壊を受けて 90年代前半の大リストラで VF-202も94年末に部隊は解散に追い込まれた。202はF-14Aでも撮影はほんの僅かのチャンスしかなかった。生き残ったVF-201は、’95年秋にEL CENTROで爆撃訓練中に遭遇し F-14Aの方が撮影チャンスが多く成ったほどだった。
今やCVWRという組織自体が無くなってしまい、VF = 戦闘飛行隊も無くなってしまった。
アメリカ海軍の組織も30年経つと 大きく様変わりするもんだ。
そのうち太平洋艦隊、大西洋艦隊という区別も無くなるほど、コンパクトな組織にダウンサイジングしないと維持出来なくなる日がやってくるだろう。その頃 私はもう生きていないだろうけれどネ(笑)