東欧諸国で多く装備されたソビエト製の戦闘機 MiG-29。1983年に量産型Fulcrum Aがソ連空軍前線基地に配備された。
最初にMiG-29を見たのは、1989年のパリショーにSu-27、Su-25などと供にソ連機が大量に参加した時。このショーではプラクティスデーにもう1機参加した単座型のFulcrum A が墜落事故で失われたので、ショー期間中はこの複座型UBが地上展示とデモフライト両方を掛け持ちした。
1992年6月某日、旧東ドイツ領内に残留していた旧ソビエト空軍、この時点ではロシア空軍となっていたMiG-29UB
A&AEE BOSCOMBE DOWNで行なわれた Air Tournament International = ATI'92 に参加したチェコ空軍のMiG-29
CFB TRENTON のエアショーで遭遇したウクライナ空軍の
大きなレドームと特徴ある2つのエアインテーク、大きなランディングライトなどMiG-29の魅力が良く見て取れる。
MiGシリーズ複座型の特徴ペリスコープを上げてタキシーバックしてきたMiG-29UB
元は一緒の国だったチェコとスロバキアのMiG-29は供にグリーン2色とタンを使った いわゆるベトナム迷彩のような配色で好きだった
![イメージ 8]()
しましま柄のUB、尾翼に描いてあるクレストに書いてある柄か紋章か、何かが カタカナの「キ」にそっくりで 一緒にFAIRFORDへ出かけた友人が『スロバキアのキって書いてある』と言っていた(笑)
スモーク発生装置は非搭載ながら エンジンから黒煙はデル
ソロ機の離陸
ポーランド空軍のMiG-29もデモフライトを行なった
参加機の中でこれはスペシャルマーキングが施してあった機体。
1992年6月は MiG-29を 生涯で一番択山撮った。
この年は日本からアメリカ周りで英国1泊でベルリンに入り、旧東ドイツ地区のロシア機を撮ってからボスコムのATI'92を中心に他も回り、再び大西洋を渡ってアメリカ・カナダへ移動。
MiG-29。約1ヵ月のワールドツアー最後で、すでに持参したフィルムがほとんど無くなりかけていて、1枚1枚丁寧にシャッターを押さざるおえなかった。今みたいに何も考えずにバシャバシャ撮り過ぎると雑な写真になってしまう(苦笑)
1994年のRIATからスロバキア空軍のMiG-29
それから3年後1997年のFAIRFORDではウクライナ・ファルコンズというMiG-29 x 6機のチームがデモを見せた
この年はハンガリー、ポーランド、ドイツのMiG-29もRIATに参加
3年前のLIMA2013で ”スモーキーバンディツ” の名前で5機の
MiG-29がデモを行なった。
ショー終了後の帰投時撮影。