1990年晩秋、オランダの GILZE-RIJEN (ギルツ・リーヘン)基地で行われたNATOの演習に、西ドイツ RAFG ( Royal Air Force Germany) ヴィルデンラースに配備されていたNo.19SqnとNo.90Sqnからブリティッシュ・ファントムが参加。
離陸の為にR/W28エンドへ向けタキシングしてきた XV430 No.90Sqn所属機
11月後半のオランダは、日の出は7時台明るく成り露出が上がるのは8時頃、夕方は16時までは持たないという昼間が極端に短い時期。日中でも太陽高度が低い。
ミッションを終えて基地へ戻って来た XV430 参加した4機程のファントムの中で、この機体だけ赤尾翼のスペシャルマークで、撮影する側からはターゲットとして 有り難い存在だった。
続いて 僚機 XV467 もアプローチ、エアディフェンスグレー塗装だけだと やや味気ない感じだけど![イメージ 5]()
ギルツ - リーヘン 当時はF-16A ベースの基地だったが、冷戦崩壊後 NATO諸国の軍縮が進みオランダのF-16飛行隊も半減されて、現在はAH-64D、CH-47などヘリコプターベースに変遷したようだ。
文字やマーキングに有彩色が使われているだけマシか? スペイのエンジンも黒煙を吐いていた。