2月1日、 日本プロ野球12球団がキャンプインの日なのだが、日本人人質事件が未明に急展開、最悪の結末を迎えてしまい各局はそのニュース一色。 TVでキャンプのレポートは見られず・・・
今日は F-21A KfirとかつてCVW-5に所属していた VF-21とVS-21の3本立て。
まずは VMFAT-401 "SNIPERS" が約2年半、期間限定で仮想敵機としてイスラエルからリース使用していた Kfirから
スタンダードなブルー/グレイ系迷彩の#09。先に同じKfirをリースした海軍のVF-43では、全12機がこの系統の迷彩だった。
海兵隊は沙漠のMCAS YUMAに配備した事もあってか、数種類の異なる迷彩パターンがあり、撮る側からはバリエーションがあり楽しめた。
ACM中に相手より低高度に自機を置けば、きっとユマレンジ内では迷彩効果が抜群だったであろう砂漠迷彩 #01
1番手前の#03はグリーンも入った迷彩だ。ミッションに向けマーシャルホールド中の3機。 3枚:1989年3月 MCAS YUMA
ご存知 民間の仮想敵機サービス会社 ATACも本社では F-21A Kfirを運用している。
2007年5月1日 本社 Newport News Airpot N402AX
EOS-1D Mark II を使い始めてちょうど3年目のこの日 あろうことかこれからKfirがタキシーアウトするという時にシャッター幕が壊れた! このコマは画面中央が白飛びしているが、ほかのコマでは真っ黒い帯が写り込んだようなようなモノもあり、完全にアウト。
デジ1眼はまだ1台のみ、他はEOS-3 1台とフィルム10本しか持っていなかったので、この後は苦労しました。
2008年6月 NAS FALLON ATAC N401AX↑ N403AX↓
本社を訪れた時に親しく成ったATACの整備師、PILOT達が翌年のファロンで面倒を見てくれ、とっても有り難かった。
ATACは F.58 ホーカーハンターを厚木やハワイに各2機常駐させて必要に応じて、人員を配し米軍への各種サービスを行っている。
よく、個人的な願望(妄想)で 厚木に常駐させているハンターをクフィルに入れ替えてくれないかな~?という言葉を耳にするが、ホーカーハンターは胴体と翼をバラせばC-130に積んで空輸可能だが、デルタ翼のクフィルは、それが出来ない。本社で あるPILOTに聞いた話では、イスラエルからクフィルをニューポート・ニューズに運んだときも、機体そのままで船積みし、ニューポート・ニューズ港で降ろして 深夜に道路を使って港から空港まで運んだそうだ。その時の運搬を地元の新聞が写真入りで記事にしており、そのスクッラプを見せてくれた。
なので、民間会社の飛行機を船に積んでまで 日本へ運んで来るなんて費用が嵩む事はあり得ない。例えそこまでしても、年に数回の稼働では利益も出せないだろうし。 ATACのクフィルが撮りたければ、アメリカまで自ら出かけるのが現実的です。妄想は自分の頭の中だけでネ~
N401AX
次は VF-21 "FREELANCERS" の F-14A を5枚
1988年3月 NAS MIRAMAR ( 2枚)24LでFCLP中のNK #206
ランプに留め置かれている NK#203 奥には、一緒に’91年秋 日本へ引っ越して来ることになる VF-154 " BLACK KNIGHT" の姿も
更に遠方には ガルグレーとロービジ機が混じり合った VF-2のライン
1992年1月3日 NAF ATSUGI R/W01 NF #207
3年前はペンギンだった! ではなく、4年前は全機ガルグレーだったランスだったが、
’91年9月 INDYの横須賀配備で、待望のトムキャットが日本に配備された頃には、すっかり全機カウンターシェードのロービジ全盛期だった。CAG機でさえ全く色は無かった。
1995年6月11日 USS INDEPENDENCE NF #212
わずか5年余りで日本を去って、解散に追い込まれたフリーランサーズだったので、空母上での撮影チャンスは ほんの僅かだった。天気は今イチだが、自分にとっては貴重なカット。レドーム下のチンポッドに漢字で『闘魂』が書いてある。
1995年12月12日 NAF ATSUGI NF#210
オシアナへ帰還する為に日本を去る日の朝。尾翼のシェブロンと黒豹が黄・黒で描かれた解散スペシャル時期。
次は VS-21 " FIGHTING REDTAILS" のS-3B
1991年9月10日 NAF ATSUGI NF#706
8月に横須賀から本土へと帰還したミッドウエーに代わり、インディーが2代目として9月に横須賀へ配備された。それに伴いCVW-5にF-14 2個飛行隊、S-3B と新たな機種が編入された。来日時はF-14同様にS-3も全てロービジだった。
1994年3月15日 NAF ATSUGI NF #700
この年、春先クルーズ中にCVW-5のCAG機に色付きが復活!
1996年8月14日 NAF ATSUGI NF #700
キャノピー回りが黒く。国籍マークにも色が入り大型に。NFレターが赤にと有彩色が増えた。
1997年10月4日 USS INDEPENDENCE NF #707
1997年12月31日 NAF ATSUGI R/W01 NF #701
この当時は、大晦日まで NFが飛んでいたようです。年末年始は空が澄んで富士山入りのカットを狙い易かった。#701のマークにも若干ながら色が使われている。
2000年9月11日 USS KITTY HAWK CVW-5 CQ中 (2枚)
CTF-70の計らいで 沖合のレンジにて CQを実施しているHAWKへ厚木からC-2でワン・デイ トリップさせてもらった。
普段 厚木エンドで 沖合の空母へ向かい CQ を実施して、1時間前後で戻って来る機体、昼頃上がって夕方戻って来る機体、昼間上がったのに夜まで帰って来ない。。。どういう運用がされているんだろう?
行ってみたら 納得できた。百聞は一見にしかず、 艦載機真の姿は洋上の空母甲板にあり!
2003年7月11日 NAF ATSUGI NF#706
翌年、帰国解散を控えて VS-21はバイキングの横顔を卒業した。
2004年1月23日 NAF ATSUGI NF#706